「うつを抜けるまで」ファーストケア
こんにちはファーストケアの松田です
先日、とあるテレビ番組「スピーチno1決定戦」を観てましたところ
「うつヌケ」の著者 田中圭一さんがちょうどプレゼンされたいました
-田中さんは、うつ病を10年間患い、うつトンネルを抜け出せた方です-
そのプレゼン内容がとても分かりやすく良かったのでここに書き残します
彼は転職してやっと入ったソフトハウスに務めていました
パワハラもなく温厚でいい人たちがいる、そんな良好な職場環境だったそうです
でも彼は、だからこそ「うつ」になったというのです
なぜでしょう?!
彼は営業マンとい立場で、性格は大雑把でだいだい合ってれば大丈夫!とうタイプとのこと
しかしプログラマーという仕事場は理数系や数字が強みであり特にコーディングと言う内容には間違いがあってはいけなく
みんな「間違い」というワードにぴりぴりしている
彼が作成した社内の書類に対しても
「ここ日本語がおかしいよ、慣用句がおかくない?」などダメ出しをしてくるそう
最初は「社内の書類で?」と思ったそうですが
自分が周りに合わせて行かなきゃいけない・・
間違えた僕がダメなんだ・・
と我慢をするようになったそうです
この些細なことが、毎日ボクシングのジャブの様に感じやってくる
そして少しずつ積み重なり・・
だんだんちょっとずつ心がおかしくなり始めたそうです
まず、物忘れが激しくなり言葉が出て来なくなる、
そして活字が読めなくなる、字が流れているように感じるそう
やがて、脳みそが濁った寒天に包まれている様に感じ・・「うつ病」となっていったそうです
心療内科に行き、薬をもやい療養するも状況は良くならないまま10年間が経ちます
そしてある日偶然にも1冊の本に出会います
そこには「自分を好きなっていくことでうつは治るんです」と書いてあり
さらに「自分を嫌いになったからうつになったのでしょう?自分を好きになることでうつは治るんです」
と書いてあったといいます
ではそれをする為にはどうすればいいか?
そこにはこう書いてありました
「朝、目が覚めた瞬間に自分は自分が好きだ!自分はイケてる!」と言葉をなげかける
とても信用しがたい内容だと感じたそうですが・・
例えば、朝起きたときに、ちょっと嫌なことがあったとすると一日が憂鬱になる
その理由は、人間は目が覚めてすぐは顕在意識と潜在意識がはっきり分かれているからという
要するに、先ほど挙げた信用し難い内容が「そんな簡単なことで治るわけないじゃん」と考え心には入ってこない
しかし、起きたばかり頃は、そこがぼやけているので「今日は会議だ嫌だな」とい情報がこころの底にストンと入ってくる
ということは・・
朝起きた瞬間に「自分はイケてる!」と言葉にすることで心の底に入ることになる
自分に暗示が掛けられるのだということ
そこから毎日騙されたつもりで、毎朝毎朝やり始めたそうです
そうすると2週間ぐらいでなんとなく兆候が出てきたといいます
今日は日差しが気持ちいいなとか
ここに花が咲いているなとか
失くしていた周りへの気付きが出てきたのでしょう
そして3ヶ月つづけていると
日常で笑う事が増えてきて、前向きな気持ちになっていったそうです
そんなある日・・
彼は会社から肩たたき(リストラ)をされたそうです
本来なら絶望的な状況になるところですが・・
毎朝「自分はイケてる!」と3ヶ月続けてきているので気持ちは明るさを取り戻しており
「もうここの会社じゃないところ、もっと属性のある人達を探しに転職するべきじゃないか!」と思ったそうです
自分で自分の背中を押されたように簡単に思う事ができたとのこと
「これが10年間うつに苦しみそれを抜けた経緯です」
と、この言葉を最後に話を終えた
以上です、、田中さんの話しはいかがでしたか?
5分程でまとめられたプレゼンだったので
勿論、本の方が詳しく書いてあり共鳴できると思います
しかも、漫画でわかりやすく書いてあります
ぜひ一度読んでみたいですね!
(私も読んでみました)
あなたの側に、苦しんでいる方がいたら
この本をそっと渡すのも一つの方法かもしれません
悩みや相談事で何かお困りでしたら、気軽にファーストケアにお問合せ下さい
今日もありがとうございました。
※全ての記事は私の想いを基に書いています