「自粛という経験が心を狂わす・・」ファーストケア

こんにちは、ファーストケアの松田です

私達人類は、今コロナで大変な思いをしてます・・

目に見えないこの感染症に、私たちは恐怖と不安を抱きました

まだ、収束とは言い切れない5月半ば

日本の各地方で、外出自粛要請宣言の解除が始まりました

 

ここでひとつ、今までの自粛生活で感じた心境を書きたいと思います

そして皆様にもオススメします

書き方にルールはないので、自由に思いを書き綴って見てください

自由と言われると難しく思ってしまう方もいらっしゃると思うので下記のような点をヒントに書き始めてみると良いかもです

・こころで感じたあの時の辛さや腹立たしさ・・悲しみ苦しみ、悔しさ、イラ立ち不安、孤独感など

・ニュースやSNSをみて考えた事・・自分について、家族について、社会について、など

・人の行動をみて疑問に思ったこと・・3密について、マスク、街と田舎の違い、など

 

 

では、私の自粛生活で感じたことを書きます

私の本業ファーストケアは、起業してまだ半年程、これ1本で食べていくにはまだまだ厳しい状況です、そこで今年の3月より本業傍らで夕方のバイトをしていました。このバイトが私の生活を支えていました。そん中、日本でもコロナが広まり人を襲い、街を襲い、社会を混乱の渦に・・、バイト先も4月末から5月末まで休業を宣言されました。

 

私の中に不安が2つ出来ました、一つはコロナに罹るかもしれない不安、もう一つは生活費が賄えなくなる不安、この2つを抱えながら自粛生活がスタートします

(この時期、敢えてコロナのTVニュースはあまり観ませんでした、なぜなら、どんなに情報を収集しても、私個人が出来ることは限られています「外出時はマスクをする」「不要不急以外の外出はしない」「手洗いうがい」「3密を守る」「検温をする」これらを守るだけです。この時期のニュースは、心理的に不安を煽ってしまいます、要は不安がまた不安を呼ぶからです、そうすると思考までも狂い始め、自分に自信がなくなり正しい情報を見失っていく・・そんな可能性が出てくるからです。)

 

独り暮らしの私は、まず「家での過ごし方」を探りネットに手をつけます「動画」「映画」「漫画」・・しかし、終わりのないネットサイトはつい時間にルーズになり、日々の生活リズムが瞬く間に崩れていきます。また、買い物にも気軽に行けないので外出も億劫になり1日1食の時もあったり、夜遅くまで起き続けてしまったりと不規則化していったのです、そんなある日、とうとう朝まで寝ずにす過ごしてしまいます・・私は思います「このままだと自律神経がおかしくなる、ヤバィな」と・・そこで日光を浴びる為、外に散歩に出る様にしました、ひと気を避けて夕方ごろから近所を30分ほど散歩、誰もいないベンチに腰掛け読書もたまに。

 

そんな生活が5日ぐらい過ぎたころ・・心に「寂しい」と感じるようになります

私は元々、1人でいることが好きというか楽というか慣れていて、また住んでる場所が便利良いのもあり買い物ついでに友達が訪ねて来るなどの程良い交流もあり「寂しい」と思う事が少なく、だからこの感情にはちょっと自分でも驚きました

私は、この「寂しい気持ち」をネットで叫びました、るすと同じように思っている方からの反応やリモート飲み会の誘いなど声を掛けていただき一瞬助かりましたが、、やっぱり寂しいのです。そして「孤独だ」と感じる様になっていくのです

 

ここで、この「寂しい」という感情にフォーカスして考えてみます・・

なぜ寂しいのか?・・自粛で仕事がない、また不要不急で外と(社会と)距離をおかないといけない、これがなんだか取り残された感というか社会から弾かれた感じがしてしまう、それから、友達と会えない、話すのは電話でもリモートでも出来きるけど、人の温もり(人肌)を感じれない、終わったあとなんだか虚しさが残る孤独感。

そして本業との向き合い方にも影響が出始めます、「今だから出来る事を」と思い行動しようとするのですが、なかなか気分が乗らない、乗っても直ぐに背を向けてしまうのです、「やる気が起きない」

 

自粛生活7日を過ぎたころ・・「最近本気で笑ってないな」と気づきます。ストレス発散に「笑う事」はストレス解消の一つであると知っていたので、自粛の発散を心がけてTV番組は笑えそうなものを探し、敢えて大げさに声を出し笑っていましたが、笑っていても「一人で笑う」、そこには孤独が存在しているのです

 

10日目・・私には「これ以上独りでは居たくない」と答えを出します、車で約40分のところにある実家に戻ることにしました、実家は日頃、母が独りでいるのですが、学校かしばらく休みとなった甥っ子達が連泊しており賑やかでした。そして、ここでの生活の「人がいる空間」に救われてくのです、本気で笑ったり、イライラしたり、遊んだり、人が常にいるざわざわ感が心地よかったのです、少し大げさですが「喜怒哀楽を思い出した」といった感じです。ただ、まだ仕事に対しては未だ心が向かずウダウダ状態でした、こんな事は初めてでした。この気持ちから打破したく、まず対策として、「この人と話すと背中を押されるパワーがもらえる」とう方が私にはいます、友達でもありますが、さっそく連絡をとりお話をしました、がしかし・・結果、それでも前向きになれなかったのです。

そんな自分に更に気持ちが落ちていきます、、この感情って「何?」となるのでした。

 

何かしなきゃヤバイのに出来ない、何かしなきゃ不安なのに出来ない、何もしたくない、家族以外話したくない

そんなマイナスな言葉がこころも思考も支配していく感じで、、なんだか「引きこもる気持ち」への過程が見えた気がしました。

自粛で感じた「孤独感」は思考も「孤独化」させていく・・・

あんなに寂しい思いをしたのに、今度は家族だけの世界に満たされ安心感と心地よさを手放したくない心境になっていきました。そうすると世間に戻る事がとても億劫で距離感を感じるようになり、友達の誘いにも気乗りせず、「家族以外と関わりたくない」という気持ちが強くなっていくのです。「あ、これが引きこもる人の気持ちなのかな?」と思いました

(仲間と一緒にやっている活動もやりたくなかった、仲間や周りは活き活きと動いているように見える、私はその中に入れない、人任せは申し訳ないとも思うが頭が着いていかない、いつもの通りの顔をしてその場を過ごすことで精一杯だった、それがまた辛かった。)

 

気付けばGW前、私はそこでこう切り替えます「思考や心は言う事を聞かないけど、行動はまだコントロールできる」(心理の本や思考力の本で得た知識から・・)仕事に向き合う事や、やりたくない事はやらいと決め、一旦「遊ぶ」ことにしました。(笑)

シャボン玉を飛ばしたり、コマ撮りに挑戦してみたり、クッキーを作ったり、ピアノを弾いたり、自粛生活で出来ること実家だから出来ることをひたすら計画を立て行動による実行をしていったのです

後にこれが良いきっかけになり、ほんの少しづつではありますが仕事にファーカスできるようになりました

 

「行動からココロを動かし、ゆっくり思考力も戻していく」

時間はかかるかなとは思いますが、ただ無理なく確実に上がっていく

「成功」していく過程を実感できることが大切だと思います

 

 

私の仕事・・

このファーストケアが今、社会に貢献できることを探すこと

PC操作は不得意だけどHPで伝えられることをやっていくこと

 

私は、カウンセリングをもっと身近なものにする為に「ファーストケア」という言葉を作りました、相談に行きやすい場所を提供したく始めました、まだまだ認知してもらうには長い長い道のりですが、このファーストケアに来て話せて良かったという方がいる限り続けていきたいです

 

あの時の孤独感から、、ここまで取り戻すことが出来ました

 

以上これが「自粛生活で経験した私の心境です」

(想いのままに気持ちを書くことは、感情や思考を表に出す作業になり可視化することもできます、こころの整理整頓の一つです)

 

このコロナによる自粛で、人それぞれに今までに感じてたことのない不安やイライラ、悲しさ、辛さを経験しています

私は正直、こんなに早く自粛要請が解除されるとは思いませんでした、みんながイライラしたり慣れない環境に戸惑ったり、辛かったり涙しながらも、自分と大切な人を守ると言う気持ちが根底にあったからこそ、自粛生活を頑張れたのだと思います。

 

 

そして、コロナでこの世を去った多くの方々に、心からご冥福をお祈りいたします。