「感情をコントロールするのは困難、行動を」ファースケア
こんにちはファースケアの松田です。
さて、今日は感情について少し
人は悩むとき感情が動きます
不安や恐怖からくる悩みは多いです
ファーストケアを訪問される方々にもそういった感情から苦しくなり
吐ける場所を探してここへ来られます
現状の悩みからくる将来の不安や、なかなか抜け出せない恐怖感などに悩むという経験は誰しもあるのではないでしょうか?
「悩んでいる今」というこの瞬間、瞬間が想像を膨らませ
不安が不安をあおり「負の連鎖」を起こしやすくなってしまいます
人には危険を察知して守るという防衛本能があります
だから、目の前に不安や恐怖と言った危険を悟る場面に直面した時
ポジティブなイメージや思考よりも、先にネガティブな思考がきて当然なんです
中には、「この人ポジティブだなー」て思う人がいるかもしれませんが
もともとはネガティブ思考も備わっていて、さまざまな環境や経験、情報の収集などにより、ポジティブに考える思考力を後天的につけたと考えられます
生まれつきポジティブ思考だとは考え難いです
特に悩みが強く持続的に続いている場合
「負の連鎖」から抜け出せなくなるものです
辛い分だけ気持ちが萎縮してしまうので
必然的に思考も視野も狭くなってしまうのです
だから悩み始めると・・
辛い、きつい、悲しい、怖い、といった感情が生まれグルグルとネガティブな方向だけの一方通行に陥ります
また、悩みが長期的になると身体にも異常が観られるようになります
身体が冷えたり、震えがきたり、食欲がなくなったりと何かしら不調を訴えるサインが出てきます
そんな「負の連鎖」から心と身体を守るためにどうすればいいのでしょうか?
とりあえず「動いてください」行動はコントロール出来ます
例えば、ストレッチをする、深呼吸する、散歩に出てみる、飼っている動物と関わってみる、コーヒーを入れる、読書をする、YouTubeや映画などをみる
何でもいいです、自分のできる範囲での行動でいいです
人は「よし!悩むのやめよう」と頭の中で思ってもなかなか出来ません
でも、「その場から離れる」という行動はコントロール出来ます
昔から言う「気晴らし」に近いかもですね
その気晴らしをスモールステップ化したようなイメージです
(スモールステップとは、自分のレベルに合わせて無理なく出来ることです)