「怒りのパワー」ファーストケア

こんにちは、ファーストケアの松田です

人には「怒り」という感情があります

 

 

 

「むかついた」「イラッとした」という感情に着火するまで

人には、それぞれに理由がる

 

 

相手がわかってくれないから

裏切られたと思ったから

人と比べられたから

急ぎたいのに、バスが遅れて来たから

急いでいるのにレジが並んでいるから

言われたくないことを言われたから

理不尽な欲求、理不尽な扱いをされたから

 

などなど、、きっかけはたくさんあります

 

 

どの怒りにしろ、自分で「なぜイラついたのか?」を整理していくと

今後、「自分の中にある怒りという感情とうまく付き合っていけるかも知れません

 

 

整理するには、まずは掘っていくことをやってみて下さい

 

 

例① 「○○さんに裏切られた」と思うことで怒りがあった

 

では、なぜそう思うのか?・・自分に問いてみましょう・・

(ここでは端折って書いていきますね)

 

    ↓

・きっと相手に「期待」していたから

では、なぜ「期待」したのか?

    ↓

・いつも、いろいろやってくれてるから

では、なぜいろいろやってくれたのか?

    ↓

・自分のことを気にかけてくれてたから

では、なぜ気にかけてくれなくなった?

    ↓

・きっと何か原因があるかもしれない

では、その原因はなに?

    ↓

 

例)・「気にかけてくれる」のが自分の中で当たり前になってた

例)・最近、わがままを言ってたかもしれない、相手にとって負担だったのかもしれない

例)・期待ばかりして「自分の努力」を忘れていた

 

大抵、「裏切られた」と思う気持ちが起きたとき、相手への期待が大すぎる場合があります

相手に期待を持っていい時ももちろんありますが、長期的だったり過剰な期待であったりするなら

・頼り過ぎてはないか?・ただの自分の「欲求」になってはいないか?

と自問するといいかもですね

 

 

イライラやむかつく原因を整理すると、自分が客観的に見えてきます

掘り下げて答えを出していくことで、思考や感情の過程が細分化され「自分」というものが見えてきます

 

 

追記)掘り下げていった怒りの原因の例

・自分のなかの計画が壊されることが嫌だった  →「計画通りじゃないとダメだ」と、こだわっていたかも

・疑問に思ったことを聞いてこなかった →勘違いかもしれないのに確認せず無視してきた、「その人はそういう人」だと決めつけていたかも

・相手に対しての心配や不安が大きすぎて監視していた →相手の行動までも強制していた、相手に執着していたかも

・自分の話を聞いてくれなかった →誰かに認めて欲しかっただけなのかも

・自分は我慢してきたから、という気持ちがあった →もしかしたら、それは「エゴ」なのかも

・ストレルがたまっていたから→八つ当たりしてしまったのかも

 

10人いたら10のさまざまな答えが出てきます

 

ここでは1例を取り上げましたが

あなたにとって「怒り」とは何でしょうか?

 

 

時に怒りは方向性を見失います・・

それは誹謗中傷となり、馬事雑言となり人を傷つけます

怒りを放った側はスッキリしても

言われた側は、心にナイフが刺さったままなのです

 

昨今、コロナよりも人間のもつ「負の言葉」のチカラ、パワーの方が恐ろしいと感じてなりません